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Aro/Aceを調査する ー方法とその意味ー

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Aro/Aceを調査する ー方法とその意味ー

「アセクシュアル」や「アロマンティック」という言葉を聞いたことがありますか?

最近メディアでは、「性的に惹かることがない」アセクシュアル、「恋愛的に惹かれることがない」アロマンティックとして取り上げられることが増えてきています。
しかし、まだ一般には知名度が低く、学術研究も不足しているのが現状です。

そこで私たちは、アセクシュアルやアロマンティックなどのアイデンティティを包括した「アロマンティック/アセクシュアル・スペクトラム(Aro/Ace)」を対象としたアンケート調査を企画しました。

それが去年に実施した「アロマンティック/アセクシュアル・スペクトラム調査2020(Aro/Ace調査2020)」です。

今回は、Aro/Ace調査2020に協力いただいた、ワシントン大学大学院社会学研究科の平森大規さんをゲストにお招きし、社会人口学を中心に「Aro/Aceを調査する」方法や先行研究についてお話を伺います。
後半は、ゲストと私たちAro/Ace調査実行委員会のメンバーによるパネル・ディスカッションを行い、学術研究、コミュニティ運営、当事者それぞれの立場から「Aro/Aceを調査する」意味や今後の方向性について考えます。

【ゲスト】
平森大規
ワシントン大学大学院社会学研究科博士候補生

専門は計量社会学、クィア・フェミニズム研究、セクシュアリティ・ジェンダー階層論、性的指向・性自認の人口学。クィア・フェミニズム理論の視点から、セクシュアリティ・ジェンダーに基づく階層・不平等および性的マイノリティ人口について計量的手法を用いて研究している。

【Aro/Ace調査実行委員会】
三宅大二郎(調査代表者)
大阪大学大学院人間科学研究科にてアセクシュアル・コミュニティについて研究(修士:人間科学)。修了後もアセクシュアルの啓発活動に従事し、2018年に中村健と「アセクシュアル啓発委員会」を結成。

中村健
アセクシュアル、Xジェンダー当事者。大学や企業、各メディアで多様な性に関する講演/啓発活動を行う。当事者グループ「なかぷろ」を主催し、これまでに約350名の当事者が参加。

今徳はる香
特定非営利活動法人にじいろ学校代表理事。2016年に法人を立ち上げ、アセクシュアルをはじめとする性的マイノリティ当事者の交流会を実施。これまでに全国6都市累計1206名が参加。

イベント名 Aro/Aceを調査する ー方法とその意味ー
開催日時 5月5日(水・祝) 13:00-15:00
イベントWebサイト https://ace-community-survey.jimdosite.com
参加方法 Twitterライブ配信
参加URL https://twitter.com/aroace_survey
参加費 無し
定員 無し
対象 セクシュアリティ制限なし
参加方法 事前申込不要
主催 Aro/Ace調査実行委員会